京阪電車が好きだ

カメラのメンテナンスのために梅田まで出ていく.

電車はもちろん京阪電車だ.

僕の住んでいる左京区はいいところだけど交通の便は少々悪くて,

大阪へのアクセスで一番近いものが京阪なのである.

京阪はまず,遅い.

特急でも50分少しかかるので,

京都-大阪を30分弱で行けるJRの新快速からすればもう論外.

窓の外を見ているだけで「こりゃだめだ」とわかるくらいの遅さである.

ほとんど最後まで複線で,

これまた複々線のJRに差を付けられている.(大阪側の一部は複々線)

おまけに終着の淀屋橋駅がオフィス街の変なところにあるので,

大阪に着いてからも面倒が続く.

・・・という具合にどう見ても利点のないように見える京阪だけど,

僕は何度か乗っているうちに京阪が大好きになってしまった.

乗っているのがなぜか楽しいのだ.

スピードがゆっくりなので景色がよく見えるし,

景色が緑の山から下町の光景までバリエーションに富んでいて飽きない.

それにシートの座り心地が良く,やたら足が伸ばせる.

とにかく総合的に「電車に乗る」という体験を単なる移動に終わらせない

ところがいいのだと思う.(京阪のひとが意図しているかはともかくとして)

ぼーっとするしていても,物を考えていても,本を読んでいても,

電車と景色のおかげで特別なことをしている様な感じがする.

誇張のように聞こえるかも知れないけど,

京阪とはそれくらい親密な感じを抱かせてくれる電車である,と思っている.

そんなわけで今日も京阪に乗れてハッピーだった.

メンテナンスの待ち時間の間に映画館で『フラガール』を見て,

帰りにまた京阪に乗ってハッピーに帰ってきた.

こういう一日があるとまた明日からがんばろう,と思えて良い.

それもこれもみんな京阪のおかげなのだ.

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明日はノーベル文学賞の発表ですね.

村上春樹が賞をとるかも,という話を聞いて気が気ではいられません.

もし受賞したらいちファンとしては嬉しいけど,

春樹さんの(結構個人的な)生活は大丈夫なのかな,と心配してしまう.

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